武田は、米ジンファンデル社(ノースカロライナ州)と組み、アクトスの低用量処方に、アルツハイマーの発症抑制効果があるかどうかを調べる国際共同臨床試験(治験)を実施。

治験が始まった背景には、糖尿病専門の医師が、認知症を併発している患者にアクトスを処方すると、認知症の症状が緩和することがあるとの報告が学会でされたこともある。