相続登記の申請には、被相続人について、生まれてから死亡するまでのすべての戸籍の記録を集める必要があります。

ところが日本の戸籍制度では、過去の戸籍の記録は本籍地があった市町村に残っているの
です。大阪で生まれて東京で結婚し、東京を本籍地にしたような人は東京の区役所からも大阪の市役所からも戸籍を取り寄せる必要があるのです。