弁護士は不動産相続を得意としている人を選ぶべき!不動産相続の流れとは?

土地の相続手続きに必要な費用や名義変更など、不動産相続はわからないことだらけ。
専門家でない人だけでやるのは難しいでしょう。

今回は不動産相続をする上で押さえておきたいポイントを解説します。

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不動産相続の流れ

不動産相続の手順は次の通り。

相続登記とは、不動産の所有者が亡くなった場合に、その不動産の登記名義を被相続人(亡くなった方)から相続人へ名義の変更を行なうことをいいます。すなわち、被相続人名義の不動産を、相続人が相続(取得)した場合に、被相続人から相続人に名義変更する手続きです。

遺産分割協議

遺産分割協議とは、相続人全員で遺産の分け方を決める話し合いのことですが、その話し合いで決まった内容を書面におこしたものが、【遺産分割協議書】とよばれるものになります。

遺産分割協議書を作成

協議が成立しましたら、通常はその結果として「遺産分割協議書」を作成します。相続人の数だけ作成し全員の署名・押印をして各自1通づつ保管することになります。

不動産の相続登記の申請書を提出

相続による登記申請とは、 亡くなった人(被相続人)が財産として不動産を所有している場合、 相続人がその不動産を誰の名義にするのか話し合い、 話し合った結果を法務局に登記申請という形で書類にして提出し、 名義を換えてもらうことをいいます。

法務局に書類を提出してから約1~2週間後に 新しい権利証が発行されます。
権利証を受け取ったら、不動産相続に関する名義変更は終わりです。

不動産相続の手続きは自分でやると大変

専門外の人だと自分で手続きするのは難しいでしょう。

相続の開始
銀行口座は、名義人死去の時点で凍結され預金や出金不可能に。口座の解約には相続人全員の自筆署名や実印の押印などの手続きが必要になります。また自動引き落としされている公共料金、税金、ローン会社などへ直ちに連絡し、健康保険や年金に関する手続きなども必要です。

遺言書があるかどうか確認や相続人の調査など、やらなければならないことはたくさんあります。

専門知識が大きな壁に

まず、相続登記についてインターネットで調べてみました。しかし、具体的な登記手続きについてはなかなか見つからないので相続登記についての本を買うことにしました。

そして、一般向けの本は見つからず、専門書のような相続登記の本を買ってみたけども、やはり専門用語だらけで理解に苦しみました。

戸籍の記録を集めるのが大変

相続登記の申請には、被相続人について、生まれてから死亡するまでのすべての戸籍の記録を集める必要があります。

ところが日本の戸籍制度では、過去の戸籍の記録は本籍地があった市町村に残っているの
です。大阪で生まれて東京で結婚し、東京を本籍地にしたような人は東京の区役所からも大阪の市役所からも戸籍を取り寄せる必要があるのです。

余分に税金を払うことにも

遺産分割の方法や協議書の記載を誤ると、本来支払わなくて済んだはずの税金を支払う羽目になることもあります。しかし相続をめぐる事情は一人一人異なるうえ、様々な法律や先例が絡んでくるので、ネット上から自分の状況に応じた正確な知識を得ることは難しいかも知れません。

効率性の観点からも弁護士などのプロに任せた方がいいでしょう。

不動産は分割出来るのか

不動産の分割方法には、現物分割、換価分割、代償分割、共有物分割の4パターンがあります。

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