ビタミン K2 は、その側鎖の繰り返し構造の長さにより MK-1〜14 に分類され、骨粗鬆症の治療薬として認可されているのは MK-4 である。骨形成を促進することにより骨代謝回転を高め、同時に骨吸収を抑制し、 骨粗鬆症の骨代謝の上均衡を改善し骨量の維持作用を示す。

非コラーゲン性の骨基質タンパクであるオステオカルシンのカルボキシル化を介して骨形成を促進し,副甲状腺ホルモン(PTH)により惹起された骨吸収活性を抑制することより、骨形成促進薬として使用されている。