症状が安定するまでとさらに安定してから6ヶ月間は薬剤治療を行います。使用薬剤には、ビタミンE、経口PG E1製剤、トラニラスト(ケロイドや肥厚性瘢痕の治療薬)、コルヒチン、ペントキシフィリン(日本にはない)の内服、ステロイド・ベラパミルのしこり部への局所注射などがありますが、われわれはビタミンEとトラニラストの内服で経過観察し、痛みの強いときのみステロイドの局所注射をしています。