糖質の取りすぎとも関係しますが、エネルギーの取りすぎも痛風のリスクとして問題視されています。近年は、高尿酸血症・痛風の食事療法の主眼がプリン体の摂取制限から総エネルギーの摂取制限に移行しているほどです。
 エネルギーの取りすぎは肥満にもつながります。痛風を発症した人の約60%に肥満が見られます。また、肥満度と尿酸値は比例関係にあり、肥満度が高いほど尿酸値も高くなります。