マルチブラケット装置が開発された最初期や日本に導入されたばかりの頃は、ブラケットを取り付けたバンド(金属の環)をすべての歯にはめていく、「全帯環装置」というものでした。現在では、歯科用接着技術の発達により、歯の表面に直接ブラケットを接着させるボンディング法が一般的です。