メトクロプラミドのそれぞれの作用を更に鈍化し、しかも中枢への副作用の少ない薬剤が開発されてきたが、その中でもメトクロプラミドの制吐作用のみを強調したものが、セロトニン(5HT)3受容体拮抗薬で、一方、消化管運動亢進作用のみを有する物質として開発されてきたものの1つがシサプリドである。