ブラジキニンとは

ブラジキニンとは

ノナペプチド(9個のアミノ酸が連なった分子)であり、血圧降下作用を持つ生理活性物質の1種である。キニノーゲンから血漿カリクレインやトリプシンによって作られる。

降圧作用のほかに、神経細胞に作用して痛みを感じさせる物質でもある。また、炎症の発生にも関与しているなど多彩な作用を有する。発痛作用はPGE2により増強される。