草間彌生さんは1929年生まれの前衛彫刻家・画家・小説家で、10歳の頃から今まで、70年以上に渡り作品を作り続けています。

彼女が絵を描き始めたきっかけは、統合失調症を患い「世界が水玉に侵食される幻覚」に苦しめられるようになったことでした。

その水玉の恐怖から逃れるために作品に表現した水玉は、見る人に「無限」を感じさせ、1960年代には「前衛の女王」とまで呼ばれるようになりました。