CYP3Aを阻害する薬剤 (ジルチアゼム、ベラパミル、フルコナゾール等) との併用により、スボレキサントの血漿中濃度が上昇し、傾眠、疲労、入眠時麻痺、睡眠時随伴症、夢遊症等の副作用が増強されるおそれがあるため、これらの薬剤を併用する場合は1日1回10mgへの減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察すること。

CYP3Aを阻害する薬剤⇒ジルチアゼム、ベラパミル、フルコナゾール等
なお、クラリスロマイシンやイトラコナゾールは禁忌である。