他のジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬と異なり、シルニジピンはN型Ca2+チャネルにも作用するので、交感神経終末からのノルアドレナリン放出を抑制し、反射性頻脈も抑制する。

N型の阻害作用は脊髄や感覚神経終末に対するものもあり、鎮痛効果が期待される。