洗い流すタイプのトリートメントと、洗い流さないタイプのトリートメント。どちらも髪をいたわり、保護してくれるもの。しかし、厳密にいえば、以下のような違いがあります。

洗い流すタイプ:髪に与えられたダメージを補修する
洗い流さないタイプ:髪を外部の刺激から守る

髪はいつでもダメージの危機にさらされています。髪同士や布との摩擦の影響を受けたり、紫外線にさらされたり。その結果、乾燥してキューティクルがはがれてしまい、枝毛や切れ毛、退色を招いてしまうのです。

そんなダメージを修復してくれるのが洗い流すタイプのトリートメント。髪の内部にまで浸透し、痛みを修復してくれます。洗い流すタイプのトリートメントは、通常夜お風呂で使うことが多いですよね。夜、集中的に髪を修復した後は洗い流さないタイプのトリートメントの出番。就寝中の摩擦のダメージから髪を守り、1晩かけて髪に必要な栄養成分を浸透させ、ダメージに強い髪の毛にしてくれます。それぞれを上手に使い分けることで、日中受ける紫外線などのストレスにも負けにくい、健康な髪が作れるのです。

出典 EPARK