トリートメントとは、コルテックスと呼ばれる毛髪の内側部分に栄養成分を届け、髪のダメージを修復する役割を果たしています。
スキンケアでの美容液のような役割と考えてもらうと分かりやすいかもしれません。
リンスは髪の外側を保護し、トリートメントは髪の内側に働きかけてダメージを修復する、と捉えると2つの違いがわかりやすいですね。
トリートメントは時間をかけて髪の内部に浸透させるものですから、髪と同じ弱酸性のアミノ酸成分がおすすめです。
出典 頭美人
トリートメントには髪のキューティクルを整える役割があります。キューティクルが整えばパサつきがなくなり、とてもつややかな髪になります。キューティクルは髪の表面にあるうろこ状のもので、髪を守る役割があります。
しかし、水や熱に弱いので洗髪するとキューティクルが開いてしまうのです。ドライヤーの熱にも弱いので整っていない人がとても多いです。トリートメントはその状態を整えてくれるので髪をつややかにできます。
トリートメントは髪の内側から栄養を届けて守る役・リンスは髪を外側からダメージを修復する役を担っています。
ツヤツヤ髪を目指すためにも、ぜひトリートメントはしっかり行いましょう。
洗い流すタイプのトリートメントと、洗い流さないタイプのトリートメント。どちらも髪をいたわり、保護してくれるもの。しかし、厳密にいえば、以下のような違いがあります。
洗い流すタイプ:髪に与えられたダメージを補修する
洗い流さないタイプ:髪を外部の刺激から守る
髪はいつでもダメージの危機にさらされています。髪同士や布との摩擦の影響を受けたり、紫外線にさらされたり。その結果、乾燥してキューティクルがはがれてしまい、枝毛や切れ毛、退色を招いてしまうのです。
そんなダメージを修復してくれるのが洗い流すタイプのトリートメント。髪の内部にまで浸透し、痛みを修復してくれます。洗い流すタイプのトリートメントは、通常夜お風呂で使うことが多いですよね。夜、集中的に髪を修復した後は洗い流さないタイプのトリートメントの出番。就寝中の摩擦のダメージから髪を守り、1晩かけて髪に必要な栄養成分を浸透させ、ダメージに強い髪の毛にしてくれます。それぞれを上手に使い分けることで、日中受ける紫外線などのストレスにも負けにくい、健康な髪が作れるのです。
出典 EPARK
トリートメントにも洗い流すタイプと洗い流さないタイプがあります。ダメージに強い髪にしたい場合は、洗い流さないタイプのトリートメント、髪に受けたダメージを修復したい場合は、洗い流すタイプのトリートメント。使い分けて健康的な髪を作りましょう。
使い方①シャンプー後はしっかりと水気をきる
シャンプー後は髪についた水気をしっかり切ってから、トリートメントをつけましょう。
シャンプーの水気を切らずにそのままトリートメントをつけてしまうと、トリートメントの良さを実感できない可能性があります。
使い方②トリートメントを毛先からつけていく
トリートメントを適量手に取り、両手をすり合わせて指の間に広げ、毛先からつけていきましょう。
傷みやすい毛先からつけていくのがおすすめです。
毛先を中心に手ぐしでムラにならないよう、トリートメントをしっかりとなじませましょう。
使い方③くしで軽くとかす
トリートメントをつけた後に目の粗いくしを使ってとかすと、トリートメントがまんべんなく髪全体に行き渡るといわれています
出典 肌らぶ
シャンプー後の水気をしっかりきりましょう。水気が残っているとトリートメントが薄まり、効果が半減してしまう可能性も。
また、トリートメントは傷みやすい毛先につけることで効果が期待できます。
①髪の水分をタオルでしっかりきる
②流さないトリートメントを適量(パッケージに使用量の目安が書いてます)髪につける
③クシやブラシを使って全体に馴染ませる
④特にダメージのひどい毛先などはよく揉み込む
⑤ドライヤーで優しく乾かす
これが基本的な使い方になります。
まず水分が沢山髪に残っているとトリートメントが薄まってしまうのである程度水気はしっかりきるようにしてください。
さらにクシでとくことで全体に均一にトリートメントが馴染み効果が高まります。ダメージのひどい毛先はよく揉み込んで浸透させることもお忘れ無く!
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