何と言っても、日本に古くからある建築技術である、木組みを受け継いでいること自体に誇りを感じることが出来ると言えます。この工法を受け継ぐ、現在の宮大工の数を考えれば、当然その役割と責任感の重さを感じざるを得ません。

そして、自分達の技術が、日本に数多く存在する文化財の維持に役立っているということもまた、やりがいを感じることにつながり、修繕で昔の姿を取り戻した際には、大きな達成感を得ることが出来るでしょう。