オトーリの語源は”御通り”。

元々は16世紀ごろの琉球王国時代、沖縄本島で流行した酒の飲み方で、当時貴重品だった泡盛を酒宴の参加者全員に均等に分けるために考えられた方法でした。

当時のオトーリは祭祀の中に取り入れられるなど、今よりも神聖な行為として扱われていたのですが、それが一般の人々に広まるにつれ、また沖縄本島から宮古島に伝わるにつれ、酒豪たちの大飲み自慢のような文化に変化していきました。