在職中に住宅ローンを組んで家を購入し、定年までにローンを払い終え、引退後は「終の棲家」(ついのすみか)として終生住み続ける――。そんな価値観が主流だったのも今は昔。高齢化やライフスタイルの多様化によって、引退後に住み替えをするシニア層が増えている。