妊娠中はグルココルチコイドというホルモンの分泌が増加します。このホルモンによる影響のひとつに肌の弾力を失わせる働きがあります。このホルモンが活性化する影響で、ターンオーバーの働きが抑制され、コラーゲンの生成も抑えられてしまうのです。ターンオーバーが抑制された肌は次第に弾力を失い、肌そのものが弱くなってしまうため、妊娠中はいつも以上に皮膚組織の断裂が起こりやすくなってしまっているのです。