ティク・ナット・ハンが書いた「小説」としてのブッダ伝だ。

と言っても、普通ならドラマティックに描かれるような悟りを得るまでのいろんなエピソードは、本書では淡々と描かれるのみ。
むしろ「ブッダ」(覚者)となってからの説法の日々が中心になっている。