一緒に日本に帰ろうと説得する隊員たちですが、水島は泣きながら竪琴で「仰げば尊し」を弾いて立ち去ってしまうのでした。

その後水島は、オウムと体調に宛てた手紙を物売りの老婆(北林谷栄)に託します。

帰還の船上で体調はその手紙を読み上げ、彼の胸中とタイで正式な僧侶になったことを知った隊員たちは涙を流すのでした。