シルクの利用がはじまったのは、5,000~6,000年前の中国からといわれています。野生の蚕(かいこ)の繭(まゆ)を集め、糸をつむぎだして絹織物を作ったのがはじまりと考えられています。その後、蚕を家の中で飼育し、効率的にシルクの生産ができるように改良が重ねられて、現在の家蚕(かさん)になったと推察されています。