韓国料理を食べると汗をかくのは、唐辛子の成分の「カプサイシン」が影響しています。
また、辛いものを食べると顔や頭に汗が出るのは「味覚性発汗」と呼ばれており、味覚性発汗とカプサイシンの汗は、同じ汗でも少し違います。
味覚性発汗は、食物を食べることで、唾液を多く出し、消化を助けるためにでる汗のことであり、一方、カプサイシンは、「脳」と「皮膚」にある温度受容器のニューロンを直接刺激することで汗をかかせるのです。
通常の外気温が高くなったときの発汗とカプサイシンによる汗の違いは、前者がまず皮膚温のセンサーが優先して反応しているのに対し、後者は、皮膚温のセンサーだけでなく、脳温のセンサーも同時に反応していることです。

また、この脳のセンサーが優位の場合には、交感神経の発汗指令だけでなく、副腎からアドレナリンというホルモンの分泌も促進させます。
ちなみにこのアドレナリンは、皮脂腺の新陳代謝を盛んにして、皮脂の分泌を高め、皮膚に油分を供給もしてくれます。

韓国料理には、レッドペッパーがたくさん使われており、よく食べています。


韓国人に肌がキレイな人が多いのは、よくレッドペッパーを食べているからだと分かります。