喫煙がダイエットに役立つといわれる理由は、喫煙により食欲が抑制されることとタバコに含まれるニコチンが褐色細胞の働きを促進するためなどと考えられています。[3]
確かに一定の効果は期待できますが、厚生労働省の統計資料で、喫煙者は非喫煙者より肥満の割合が高いことが分かっています。さらに、喫煙本数が多くなるほど肥満の割合が増加することも分かっています。この結果から、厚生労働省は「痩せるために喫煙する、タバコを止めたら太るという説には根拠がない」としています。
タバコには、男性ホルモンを刺激して女性ホルモンの働きを相対的に弱める働きもあります。この働きにより、女性も男性型の肥満、つまり内臓脂肪型の肥満になりやすくなると考えられます。内臓脂肪型の肥満は健康に様々な悪影響を与えます。
他にもストレス解消などの理由もあまり関係ないようです。
将来のためにも禁煙にチャレンジしてみてみましょう。