一般的な大学新卒の平均初任給はいくらくらいなのでしょうか。厚生労働省の資料によると平成24年度大学新卒の平均初任給はおよそ20万円。 年度によって2万円や3万円の違いはあるかもしれませんが、ここから大きく変わることはないでしょう。年収にして考えるとボーナスを入れても300万円を少し下回るくらいと考えておくのが妥当と言えそうです。
それに対して新卒でタクシー会社に就職した方の初任給はいくらなのか。タクシー業界大手、国際自動車株式会社が公開している情報によると、新卒で入社した社員の初年度年収は平均で300万円。その翌年、翌々年も右肩上がりに年収は増加していき、5年後にはなんと600万円を超えています。これはあくまで平均ですので人によっていくらか差はついています。 それでも入社5年後の平均年収が600万円を超えるのは他の業界ではなかなか珍しいと言っていいでしょう。そもそも社会人20代の年収は350万円程度です。40代でも年収600万円に届かない人は少なくなく、これを考えるとタクシー業界の給与がいかに優れているかを実感できるはずです。