馬油とはその文字の通り「馬の油」のことで、動物性の天然油として知られています。
一般的には「バーユ」と呼ばれていますが、地方によっては「マーユ」と呼ばれることもあるようです。馬油は、馬のたてがみや腹の脂肪などに火をかけ煮立たせ、不純物をろ過してつくられました。そして、昔から火傷や切り傷など様々な皮膚症状に使われ、現代まで長く愛されてきたのです。