それから3ヶ月間くらいは一緒にスミエさん家族と住ませて頂き、みんなと一緒にご飯を食べて色々な会話をして、日系ブラジル人についての歴史なども教えて頂きそこから練習場に毎日通っていました。ブラジルの母からは人生について色々な事を教えてくれました。ブラジルでは大きな会社を経営して活躍されていますが、それまでの道のりは苦労と挫折の連続だったけど、でも自分には夢と目標があったからどんな時でも応援してくれる家族と仲間がいたから乗り越えてこれたと言われました。だから「誠司も諦めず日本には帰らないでブラジルでもっと頑張りなさい。人生は1度しかないんだから絶対に後悔はしないこと。人は夢がなくなったら人生は終わってしまう。だからどんなに小さい事でも良いから夢と希望を持ち続け生きなさい」と言われました。まずはサッカー選手と言うよりも人間として成長していかないといけないと実感しました。