—【ヨーロッパのチームに移籍した道のりを教えてください】
ブラジルで5年間プロとしてプレーしていたんですが、当時お世話になっていた代理人を通じて複数の日本のチームとヨーロッパのチームから移籍のお話を頂いていました。もちろん日本でのチャレンジを考えていたのですが、代理人と相談をして、もしこれから長くプロサッカー選手として生きていきたいならヨーロッパに拠点を置いて海外でプレーした方が良いと言われたんです。僕もマネージメントに関してはあまり詳しくなかったので代理人を信頼してポルトガルのチームに移籍しました。ポルトガルはブラジルと同じ言語であるポルトガル語を使うのでコミュニケーションについては全然問題なかったですが、サッカーのスタイルが南米とヨーロッパでは全然違いますので、その速さに慣れるのが大変でした。その後はポーランド、シンガポール、インド、インドネシア、ラトビア、バーレーンなどの1部プロリーグでプレーさせて頂きました。海外遠征やキャンプ、トライアウトなどを合わせると30ヵ国以上の国でサッカーをしています。もし日本でプレーしていたらもう引退をしていたかもしれません。今は代理人に感謝しています。