買おうと思ったけど、結局買わなかった代表を挙げるとすれば、これである。検討していた当時、PHSは番号ポータビリティーの対象になっていなかったのと、高速通信のパケット量に約3GBの制限があったのがネックとなった。対応している高速通信の規格が、ソフトバンクのULTRA SPEEDという、LTEに移行する前段の、3Gに毛を生やしたようなちょっと中途半端なものであったことも、将来性という面で懸念要因であった。
 通話+wifiルーターという組み合わせは、今でいうIoTのプラットフォームとして理想的であると、今でも思っているが、これを仮に今作ったとしたなら、たぶん、コスト的に、スマートフォンの激安機と大差なくなってしまうだろう。もしかしたらボタンの数が少ない分、スマホの方が安くできちゃうかも。