猫は完全肉食動物に分類されますので、体に必要な栄養分の多くを肉類から摂取しています。

猫の健康に重要なのはタンパク質と脂質、ビタミン・ミネラルの適切な量です。

もちろん炭水化物も必要ですが、猫は炭水化物を口から摂取するのではなく、タンパク質を分解し体内で糖を生成することで補っています。

猫のだ液のなかには炭水化物を消化する酵素(アミラーゼ)がほんの少ししかない上、腸も雑食である人間などに比べて短くできています。

そのため、大量の穀物類の消化しようとすると消化器官に大きな負担がかかり、猫によってはフードが原因で下痢や嘔吐を起こしてしまう子もいます。