< もし咬まれてしまったら >
2本の牙によって挟まれるので傷が2箇所ある場合が多いですが、咬まれ方によっては1箇所しかないときもあります。
蚊に刺された痕のパワーアップ版みたいな大きな腫れあがり方をして熱を持っています。
そして時間の経過とともに毒が反応を起こして、痛みが傷のまわり半径5cmぐらいに広がっていきます。
処置としては、まず咬まれた場所を43℃以上のお湯で温めつつ洗い流して下さい。
このとき指を使って傷口から毒が出ていくように押し出します。
熱くて大きな痛みを伴うかもしれませんが、ここは我慢してください。
オオムカデの毒にはポリペプチドやヒスタミンといった、熱に弱い成分が含まれているので、
これらの毒を熱で無効することで後々の苦しみをかなり軽減することができます。
その後はもし常備していれば虫刺され薬を塗ります。
キンカン、もしくは抗ヒスタミン剤やステロイド成分の入った塗り薬が効果的です。
塗布後はアイスノンなどで冷やして安静にしましょう。