国立がん研究センターの研究班による多目的コホート研究で、男女9万人を対象にし、約10年間追跡調査をし、がんの発生との関連を分析しました。
 【体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)】で算出される数値をBMI(体格指数)といいます。前述の多目的コホート研究の結果、男性では、BMI「23から24.9のグループ」と比較して、「21未満のやせているグループ」と「30以上の非常に太っているグループ」で、がん全体の発生リスクが高いことがわかりました。女性では、がん全体からみるとBMIとの関連はみられませんでした。