‐基本の作り方
キャベツと玉ねぎをお好みのスタイルで切ります。スープストック(スープキューブ)と塩コショウで煮込みます。
お好のみでベーコンや豚肉などを加えても喜ばれます。

古来からヨーロッパではキャベツは重要な食材でした。冬の寒い日にホカホカの温かいスープ、目の前の湯気、キャベツの蕩ける様な甘味への期待感。日本でいう豚汁やカレーによく似た意味合いの位置に存在するのがヨーロッパ人にとってのキャベツスープです。
お好みでカレー粉を加えるとカレースープにもなります。セロリやニンジン、固まり肉を入れるとポトフにもなります。

ドイツ人やスイス人、英国人などに北欧系の人たちの心をつかむ一品です。皆様良くご存知かもしれませんが、北ヨーロッパは冬が長く、冬至の頃には午後3時ころから明かりをつけなくてはなりません。洋の東西を問わず、ゆっくりとした食事をとれるのは家庭と決まっています。

キャベツスープは気取らない家庭料理です。懐かしい料理と目の前に安心できる人が居ると、一般的に人は確実に安心し、恋や愛を感じます。
お試しください。