【洒落怖】 オオカミ様の神社の修繕(山・中編)
突然俺は猛烈に眠くなってきて、 もう目を開けているのも苦痛なくらいになった。 「お疲れのようですね。どうぞ横におなり下さいませ」 巫女さんはふらつく俺の頭を両手でそっと抱え、 彼女の膝の上に乗せてくれた。 彼女の長い黒髪が俺の顔にさらっと掛かる。 彼女の黒髪に似合う髪飾りってどんなのだろう、 と柄でもない事を考え、 暖かく柔らかな感触を頭に感じつつ、俺は深い眠りに落ちていった。
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幽霊・妖怪・悪魔・人間などが関わる怖い話や都市伝説や時空系などの不思議な話を単発で紹介します。