【洒落怖】雑居ビルの怪(名作・中編)
次の日登校すると、Aは来ていませんでした。 私より10分ほどあとに来たBが、 顔を青くしながら今朝変な夢を見たと言いました。 その内容とは、Aが森の中を泣きながら裸足で歩いており、 しきりに「悔しい悔しい」と呟いている、というものでした。 Bは「あれは単なる夢じゃない」と言いました。 でも「どうしていいか分からない」とBは言いました。 それから数日経ってもAは帰って来ず、捜索願いが出されました。 私とBも警察まで行って、その日のことを聞かれましたが、 あの不思議なことは話しませんでした。
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幽霊・妖怪・悪魔・人間などが関わる怖い話や都市伝説や時空系などの不思議な話を単発で紹介します。