【洒落怖】自己責任(名作・長編)
その後、さらに浪人して、他県の大学に入ることができました。 しかし、少し気を許して盆に帰省したのがいけませんでした。 もともと私はおじいちゃん子で、 祖父はその年の正月に亡くなっていました。 急のことだったのですが、 『せめて初盆くらいは帰ってこんか』 と電話で両親も言っていました。 それがいけませんでした。 駅の売店で新聞を買おうと寄ったのですが、 中学時代の彼女が売り子でした。 彼女は私を見るなりボロボロと泣き出して、 BとDがそれぞれ死んだことをまくし立てました。
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幽霊・妖怪・悪魔・人間などが関わる怖い話や都市伝説や時空系などの不思議な話を単発で紹介します。