【洒落怖】ヤマノケ(名作・長編)
家に帰るにも娘がこんな状態じゃ、って思って、 目についた寺に駆け込んだ。 夜中だったが、寺の隣の住職が住んでるとこ?には明かりがついてて、 娘を引きずりながらチャイムを押した。 住職らしき人が出てきて、 娘を見るなり俺に向かって「何をやった!」って言ってきた。 山に入って変な奴を見たことを言うと、残念そうな顔をして、 「気休めにしかならないだろうが」 と言いながらお経をあげて、娘の肩と背中をバンバン叩き出した。
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幽霊・妖怪・悪魔・人間などが関わる怖い話や都市伝説や時空系などの不思議な話を単発で紹介します。