巷にあふれるさまざまな節約術。たしかに、どれも実行すれば効果アリ、のアイディアですが、実はそんな節約テクニックの基本中の基本として「家計簿をつけること」が挙げられます。
一見、節約術とは直接の関係はなさそうな家計簿ですが、実は密接に関わっています。実際に家計簿をつけることによって、それまで見逃していた無駄な出費に気付いたり、毎月の貯蓄額を明確に設定できたりと、節約生活のための多くの発見がそこにあるからです。
家計簿をつけることで、その月の収入、出費の総額とその内訳、つまり収支がわかります。月ごとの家計の収支が黒字なのか赤字なのかから始まり、「先月は外食にお金を使いすぎたから今月は控えなくては」とか、「今月でクルマのローンが終わるからその分が貯蓄にまわせる」とか、「毎月保険料を払いすぎているかも、見直しの時期かしら」などなど、家計簿はさまざまな判断材料を提供してくれます。

家計の収支を知ることで、マイホーム、子どもの教育費、老後の資金などを蓄えられるよう現在の生活を改善していく。これが次の目標となります。