住宅購入の際の税金や仲介手数料などの諸費用は、基本的に現金で用意することが望ましいとされています。これは、建売もマンション購入でも同じこと。しかし、注文住宅になると建売やマンション購入よりも諸費用がかかったり、段階的にまとまった支払いが発生するので、より一層しっかりとした資金計画が必要になります。
また、住宅ローンは基本的に、住宅が完成し登記登録が行われた段階でローンの本審査と融資が行われます。にもかかわらず注文住宅の場合は、完成までに「工事契約金」「着工金」……といったように通常3、4回に分けた支払いを行わなければなりません。
もちろん、途中で支払う工事費用などを自己資金だけで支払うのは難しく、そのために「つなぎ融資」といったローンを借りることもできます。