林は、早速今夜に除霊をすると言い出した。

準備をすると言い、一度出掛けた。

出がけに、両親に準備にかかる金をもらって行った。

夕方に戻ってくると、蝋燭を立て、御札のような紙を部屋中に貼り、
膝元に水晶玉を置き数珠を持ち、
日本酒だと思うが、それを杯に注いだ。

何となくそれっぽくなって来た。

林「義満君。これからお祓いするから。これでもう大丈夫だから。
  お父さん、お母さん。すみませんが、
  一旦家から出ていってもらえますかね?
  もしかしたら、霊がそっちに行く事も無い訳じゃないですから」

両親は不本意ながら、外の車で待機する事になった。