子供の生活費や教育費にかかっていた支出がなくなり余裕が出る分、自分や夫婦の老後に向けて計画的な貯蓄を考えましょう。生命保険文化センター「平成22年・生活保障に関する調査」によると、夫婦ふたりが老後生活を送る上で必要とされる「最低日常生活費」は平均22万3,000円。また、「ゆとりある老後生活費」は夫婦ふたりで平均36万6,000円となっています。このようなデータと、実際に自分たちが将来受け取れる公的年金や退職金、預貯金による資金を比べて、計画的な準備をしていきましょう。 老後の生活資金準備に適した保険商品には、前述の「終身保険」のほか、「個人年金保険」などを活用して着実に積み立てていきましょう。また、「資金運用に適した保険」なども活用できます。