◆高宮先生:
弁護士にとって事実は、武器です。武器なければ、戦えません。その点、渚探偵事務所の調査報告書は、優秀な武器です。
調査報告書からは、強く訴えてくるものがある。これは重要です。「ここまで裏を取るかぁ?」というくらい、とことん証拠を取って、膨大な資料をもとに調査報告書が書かれている。なにも、弁護士を突き動かすのは、正義感だけではありません。こういった事実の積み上げも欠かせません。
具体的にいえば、渚探偵事務所の調査報告書には、主観的表現が一切ない。弁護士は、<事実>と<評価>を分けて考えなければなりません。たとえば、「手をつないで」というのは<事実>ですし、「ふたりは仲睦まじくあるいて」というのは<評価>です。このように、文章表現ひとつで、読む人の心証はおおきく左右されます。裁判というのは、すべて証拠。弁護士にとって、偏った表現(バイアス)は必要ないのです。
渚探偵事務所による、弁護士へのインタビュー記事