各性病感染者だけでなく、感染している性病の割合にも変化が出てきています。特に変化が著しいのが淋病と梅毒です。

クラミジアにつぎ感染者数が多いのが「淋病」です。感染者数は、平成14年から減少の傾向にありましたが、平成20年より感染者の報告数は横ばいで、現在でも1万人近くの感染者報告があります。

また淋病感染者報告の最大の特徴が、感染者の男女比で、感染者報告における男女比は8:2と圧倒的に男性の方が多くみられます。ですがここまでの差の要因となっているのは、自覚症状の差で、女性の場合は症状があらわれないケースもあり、自分が感染していると気づいてないことがあるからです。