熊と出くわしてしまった場合、まずは落ち着いて相手を驚かせないようにします。一番いけないのは、慌てて、大声を立てて逃げようとすることです。熊の狩猟本能として、逃げるものは、追いかけてきます。

もし至近距離で熊と出くわしてしまった場合は、そのまま、熊の目をみたまま、ゆっくり後ずさりします。優しい声で話しかけながら、目をみて後ずさりするといいという説もあります。そうすると、敵対心がないこと、危険がないということで、熊のほうも、そのまま去っていってくれることがあります。

死んだふりをするというのは、嘘のようです。死んだふりをしていると、熊のなぶりものにされて、ヘタをしたら、本当に死んでしまうことになるかもしれません。