車の修理費用が、その車の時価額を上回った場合には「全損」の扱いとなるのが原則です。この場合、車の評価額までしか保険で支払われないことになっています。
例外的に、事故に遭った車に希少価値があり、中古車市場での高額で取引されるような場合には、補償額が高くなることもありますが、一般的に新車から10年以上経った車で、市場価格が不明で希少価値もないような場合には、時価額は新車当時の価格の10パーセント程度とされています。

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