よく怒っていたり、イライラしている人に「ちょっと頭を冷やしておいで。」なんていいますよね。ストレスが溜まっていたり、絶えず何かを考えていたりすると常に脳が興奮状態になっていてノルアドレナリンやドーパミンの分泌が活発になり大脳が熱をもってしまうのです。

そのような状態ではなかなか眠りにつけず、つけたとしても浅い眠りになってしまいます。
この興奮状態を交感神経優位の状態と呼びます。

ストレス性睡眠障害などは交感神経優位の状態が続くことで起きます。
心配事や考え事が少ない頭が冷えた状態、「頭寒」を作ることは深い眠りを作るのにとても大切なことなのです。