体内のコレステロールは健康な状態なら、常に一定に保たれるように出来ていますので、
本来、コレステロールを含む食品を一度に大量に摂取しても、調整機能の働きによって、血中のコレステロールの量に大きな変化は現れませんが、
コレステロールを多く含む食事が長期間にわたって続いたり、運動不足によって様々な悪影響があります。
糖分やアルコールはコレステロールの原料となる為、摂取しすぎると、コレステロールを過剰に摂取することになってしまいます。
コレステロールを多く含む食品とは、鶏・豚・牛レバー、鶏手羽肉、鶏もも肉(皮付き)、筋子、うなぎの蒲焼、たらこ、ししゃも、うに、しらす干し、塩辛、卵類、プロセスチーズ、生クリーム、バター、ラード、カステラ、ケーキドーナツなどです。
たとえば卵を1つ摂取すると、ほぼ1日の摂取量になってしまいます。では、卵を食べなければと、思うかもしれませんが食品にはそれ以外の必要な栄養素も含まれる為、摂取しないということは難しくなりますよね。
これらの食品を偏って常に食べ過ぎるということは少ないのかも知れませんが、肉料理が続いたり、外食が続いたり、毎日許容量異常の飲酒があったりと、まだまだ食品以外の原因も影響して来ます。
高コレステロールと診断されてしまった場合、ご自身にあった調整の方法をきちんと知っているとストレスも減りますよ。