痛風にかかっているかどうかを調べるには、尿酸値を測定して、正しい数値を知ることによって、痛風の診断材料のひとつになります。

毎日仕事が忙しくて、病院で検査を受けることが難しい人の場合であれば、自宅で簡単に尿酸値を調べることもできるので安心ですね。

自宅で尿酸値を調べるには、体内から血液を採取することで検査ができます。血を抜く、と書くと恐ろしそうに見えますが、実際の血液の量はわずか一滴で十分です。

痛風を未然に防ぐには、尿酸値を正しく知ることがもっとも大切です。

いちばんよくないのは、なにも自覚症状がなければ、病気について考えることもなく、なんとなく日が過ぎていくうちに、ある日突然痛みが走り、検査してみたら数値に異常がみられて、痛風にかかっていた、というような結果になると、なかなか改善が難しくなります。

尿酸値は、合併症や突然起こる痛風の発作を予防する上で、6mg/dl以下に抑えなければなりません。忙しい人には、自宅で検査できる郵送検診キットです。

自分の都合のいい時間に血液を一滴採取して、郵送します。検査の結果がわかるまでに、1週間程度の日数を要します。

一滴の血液から、尿酸値だけでなく、コレステロールや中性脂肪などの血中に含まれる脂質量や血糖値、腎機能肝機能の数値などがわかります。 基本健康診断の血液検査に相当します。

この検査結果をもとに痛風にかかっているかどうか、そのものを知ることはもちろん大切ですが、肝心要と言われる腎臓や肝臓が正常に機能しているかどうか、血液の状態などを知ることができて、生活習慣病の予防にもなります。