痛風の検査は、尿酸値を測定して高尿酸値血症の原因や合併症にかかっているかどうかについて、調べます。

診断基準としては、尿酸結晶が間節液に存在していること、痛風結石、さらに下記にあげる項目の中でいくつか該当するものがあれば、痛風と診断されます。

・今までに2回以上、急性関節炎にかかったことがある
・片方の足に間接炎などの病歴がある
・関節に赤い発疹がみられる
・単関節炎にかかったことがある、または現在かかっている
・今までに、24時間以内に炎症がピークの状態に達したことがある
・血清尿酸値の数値が上昇したことがある。(又は現在上昇している)
・今までに痛風結節と診断されたことがある
・今までに第一足趾間接の病変・疼痛・腫脹などがある

痛風の検査は、関節液を採取して、それをもとに検査を行いますが、痛みをともないます。

実際には、尿酸値が正常で、痛風の確定が困難な場合に限り、この検査が行われることが多いようです。

また、これ以外にも家族からの遺伝による原因も考えられます。

問診の際には、家族が今までに痛風にかかったことがあるかどうか、尋ねられることがあります。

痛風にかかっている人に、その症状を聞くと、「風が吹くだけでも痛い」と言います。

そのため、早期発見・早期治療で症状が軽減されます。