妊婦さんもお葬式に参列して大丈夫ですが、つわりやおなかの張りで体調がよくない、出産予定日が近くいつ産まれてもおかしくないなどの場合は、無理に参加すると体に負担がかかるだけでなく、周囲の方にも心配をかけてしまいかねません。このようなときはお葬式への参列は見合わせ、体調が落ち着いてから改めてお供えやお花を持っていきましょう。

おなかが目立たない時期であれば、普通の喪服を着ても構いませんが、なるべくおなかを締めつけないものを選びましょう。おなかが大きい妊婦さんは喪服でなくても黒・紺などのシックな服装なら大丈夫です。マタニティ用の喪服も販売されていますし、近くの葬儀屋・結婚式場でレンタルできることもあるので、問い合わせてみましょう。

妊娠中、お葬式に参列するときに一番大切なのは、おなかの赤ちゃんとママ自身のために無理をしないことです。お葬式当日の状況やスケジュールは、地域・季節・宗派によってもかなり異なりますので、できれば実家側のお葬式ならご自身のお母さま、夫側のお葬式なら義理のお母さまに相談してみるのがおすすめです。