「つい感情的になって、相手を怒鳴りつけてしまったり、辛いことがあってふさぎ込んでしまう」ことはありませんか?
人間とは元来、感情的になりやすい人間でした。相手と意見が食い違うと、口論ばかりですがそれは普通です。
完全に若気の至りですが、多くの人は「感情に従って生きる事は、人間として正しい」と思い込んでいます。
価値観は人それぞれですが、もし「何かしらの(例えばビジネスで)結果を残したい」と思うのであれば、感情をコントロールできるようになる必要があります。
そこで「感情的にならない方法」を説明します。
アンソニー=ロビンズの最年少トレーナー、ピーター=セージの著書「自分を超える方法」です。
彼は「成長するためには、感情をマスターする必要がある」と著書の中で言っています。「感情を押さえ込まずに、あるがままを受け入れる」事が重要なのだと。
例えば、あなたが職場で同僚の発言につい「カッ」となってしまったとします。その時に相手を怒鳴りつけてはいけません。
「いかんいかん、感情的になってはいけない」と自分の感情を押さえ込んでもいけません。
「カッ」となってしまったと感じたら、すぐに思考のスイッチを切って、自分の感情を言葉にせずに、自分の感情を「あるがままに受け入れる」のが良い方法なのです。
すると何となく体中が「ジーン」となって、そのうち勝手に収まります。ピーターは著書の中で「感情は長くても60秒しか続かない」と言っています。
自分の体験ではもっと短いです。10秒もあればたいていの感情は消えていきます。
感情が長引いてしまうのは、「カッ」となったときに、「なぜムカつくのか」理由を付けてしまったり、「ムカついてはいけない」と感情を押さえ込んでしまうからなのです。
何にも考えないで、ただ感情を受け入れれば、意外と何でもありません。
だから、もし感情的になりそうになったら、感情を言葉にしたり、無理に押さえ込むのではなく、「感情をただじっと受け入れる」ようにしましょう。
すると60秒も経たずに、自分の感情は消えてなくなります。
これはやってみるとすぐに効果が上がる方法です。だからすぐに取り入れてみてください。
これまでいかに多くのエネルギーを「感情的になる」ために使っていたか気がつくと思います。